

2020/06/19
紅黒堂一周年記念
これからも演劇で世界を作っていく
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演目壱
星に願いを
この世界は理不尽で不平等だ

幼なじみの夢を叶えること
アイドルを夢に見る幼なじみ"アリア"も夢を叶えることが夢の変わった少年、"バラン"。ついにアイドルユニットを組むことが決まったと聞き大喜び。
夢はソロライブ。それでも一歩夢に近づけた。喜ぶ二人をよそに、現実はいつも突き放してくる。
新人のもあり全然客入りが良くなかった。落ち込む幼なじみを見たバランは、彼女に知られず、彼女のために行動を移すのであった。
バランは自分の夢がわからない。でも、自分より立派な夢を持つ幼なじみの夢に乗っかっただけ。
それでも、彼女の夢を後ろから支える。そして、彼女の夢を叶えたら、また誰かの夢を支えるのだ。
キラリと流れた星に俺は夢をかなせてみせると誓った。

憧れ
初ライブの3日後。アリアの憧れの大人気アイドル"リサ"とパンケーキを食べに行くことになった。
リサのデビュー当時は観客なんて一人もいない。アイドル自体世間に浸透しておらず、白い目で見られる日々だったという。それでも諦めず努力を重ね、彼女はトップアイドルになった。
その話を聞いたリサは身が入らなかったレッスンや宣伝活動などを一生懸命取り組んだ。
できることはやった2回目のライブ。それでも外の様子を見るのが怖いアリア。しかし、彼女の予想を遥か超えて、客席は満員であったのだ。
"私はリサさんみたいなアイドルになる"
キラリと流れた星に私は憧れに追いついてみせると誓った。


第七霊災が始まる
夢を叶えると近い、憧れに追いつくと誓ったその日。
第七霊災が始まる。
衛星ダラガブより現れた蛮神バハムートによってエオルゼア全土が焼失。
あの流れ星もその一つ。ほらこちらに近づいてくる。時期に全てを燃やし尽くす。
夢は途絶え、叶えることも夢みることもできなくなった。
あこがれに追いつくことは二度とない。
ああ、これは…
これななんという悲劇。
ああ、なんて喜劇でしょうか。
あの圧倒的な力に歯向かうことなんてできない。逃げることなんてかなわない。
みんな、みんなが不幸になる!
不幸である私と同じになる。
私は、私はついにみんなの同じになれた。
あの星は私の願いを叶えてくれた。
ああ、なんて、なんて喜劇なんでしょう。
そして星は、私の願いを叶えるために
墜ちる。
幕間
紅黒堂Anniversary Live 2020
紅黒堂一周年を振り返るヴィアの前に出てきたのはー!?
初演目で主役の白雪姫……?
ガタイがいい男の自称白雪姫さん。
なぜかヴィアを置いていけぼりにして一年を語ってくれました。
新人のデビューが初々しくて可愛いと言うが、自分の可憐さには劣るらしい。
あと、自称「紅黒堂随一の人気を誇る」らしいです。
二月の人気投票も全て白雪姫さんがTOP3を占めているそう。
一年はあっという間でしたが、たくさんの物語を作っていく。これからもみんなと一緒にね。
そんな事を言い残して嵐は去っていきましたとさ。めでたし、めでたし?

演目二
鈴の音
優しさへの恩返し。

雨の日に出会った物語
雨に濡れている子を見つけた男は、傘をあげる。
恩を感じたその子は男の家へ行く。
住むところがないなら一緒に住むことになった。
ここ最近義賊が話題になっている。
悪い商人から盗みを働いて貧しい人に配っているという。領主がいる限り貧しい生活が続く。そんな不満から現れたヒーロ的存在。
そんな話をしているうちに夜になる。
夜になると慌ててその子は出て行ってしまう。
男が探しに行くと、見慣れない綺麗な女性とぶつかりそうになる。
他愛のない話をして二人は別れる。
そして男は義賊として活動するのであった。
夜はどこかで遊び昼になると男の元へ帰ってくるあの子。そんな毎日を過ごしていたある日。
とある役人が男・平次郎の元に訪れる。
そう、義賊とはこの男だった。
役人に連れて行かれる平次郎。
その様子をあの子は影から見ていた。
平次郎に受けた恩を返すために
動き出すのであった。

平次郎の処刑の日。後悔はないと思い老けている時、あの子が鍵を持ってきた。
脱獄に成功する平次郎。
名前を考えていなかったと平次郎は悩み、そして、"鈴"と名付ける。
嬉しそうに鳴く猫の鈴。
平次郎はここにはもういれないため違う街へ行ってしまう。
また会える日を願って。
