

2021/05/14
事件はすぐそこで
日常はすぐに壊れる
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演目壱
"recuerdo"
キャスト:かなぎ/かなた/フェリクス/
フランボワーズ/こいぬ
台本:こいぬ

人形の虜
青年・ハイドは、ふと入った人形店で婚約者に贈る人形を探しにきた。まるで生きているかの様な人形たち。店主に案内されるがまま、店内を見ていると昔亡くなった恋人・セレネと似た涙人形を見つける。
それ以降、毎日人形店に通い涙人形のティアに逢いに行った。
何年も経っているというのに忘れられない、生写しに見えるティア。髪も瞳の色も、顔たちも、背丈もそっくりであった。
ただ、セレネはティアとは違い寂しそうな顔はしなかった。
ハイドは見合い結婚をすることになり、他の国へ行く。その婚約者へのプレゼントを選びにきたため、ここに来れるのは明日で最後。
違うものがいいと婚約者に言われたため、ドールは買えずじまいだが、ハイドはセレネににた人形を見てまた会えたことを嬉しそうに語る。
最後の別れ
セレネは病弱であった。外の空気を吸えば少しでも良くなるかと思ったハイドは体調が悪いセレネを外へ連れ出したのだ。そのことを悔いていたハイド。姿が似ているだけではあるがティアに懺悔の気持ちを打ち明ける。

新しい道を
素敵な思い出を胸にハイドは別れを告げる。その時涙人形から愛しのセレネの声が聞こえた。逢いたくて戻ってきたセレネ。
彼がセレネを思うのと同じく、セレネもハイドをずっと欲していたのだ。
だからこそ。
"それでは、良い旅を"
自分を置いて他の人と結ばれるなんて。
いままで囁いた愛の言葉は偽りなのかとハイドに問い詰める。
ハイドは何度も許しをこうが、セレネはいつまでも同じ時を過ごす事を選ぶ。
"セレネといっしょなら、しあわせでしょう?"
しあわせのナミダをこぼすハイドを微笑み見守るセレネ。
愛の言葉の続きは冥界にて。
【それでは、良い旅を。】


演目二
「神隠町連続猟奇殺人事件」
キャスト:ファイブ/ナーゴ/ゲラルト/メヌエット
台本:ヴィア

連続殺人事件
特殊犯罪対策課に配属された秋月麗。
先輩の雨宮巡査と事件の調査をしていた。24時間厳戒態勢でのパトロールも虚しく、8人もの被害者を出している。
とある日、雨宮巡査は緊急事態のため外出していた。秋月は資料室で青山先輩と見落とした手がかりがないかを調べることに。
すると、青山がとある証拠を見つける。
"雨宮巡査が連続殺人犯と通じてる"証拠を……。

対峙
急いで雨宮巡査の元へ行く秋月。雨宮曰く、この事件は自分ともう一人の犯行だと自白する。嘘だと思いたい秋月だったが、彼女の姉を殺したのは自分だと雨宮は自供し、憎いなら自分を殺して見せろと煽った。
秋月は発砲。雨宮はその場での死亡が確認されたのだった。

真実
彼の亡骸の近くにボイスレコーダーが落ちていた。再生ボタンを押すと、驚きの内容が録音されていた。
犯人の拠点と思わしき建物に潜入。
そこで出会った犯人の片割れ。
片割れは秋月を餌に、自分が死ぬか、秋月を失うかを選択させた。
結果、彼は前者を選び秋月を守るため死んでいったのだった。
暴食と片割れ
秋月は犯人の本拠地に乗り込む。ついに逮捕と思いきや、秋月と片割れ"暴食"は知り合いであった。しかも、この殺人事件の首謀者たちである。
秋月は暴食が勝手に雨宮巡査を死に至らせた原因を作ったことに怒りを表していた。本来であれば、大事に信頼関係を築き上げ大事な後輩に裏切られ、殺すのを目的にしていたのだ。
しかし、暴食がいらないことを吹き込んだせいで、彼の死顔は満足そう。それが気に食わないのだった。
秋月は暴食に銃を突きつける。許しをこう暴食だが、なんでもするという言葉の通り、彼女は幼なじみに裏切られて殺される顔を見たいと言って引き金を引いたのだった。
こうして、神隠町で起きた連続猟奇殺人事件は犯人死亡で幕を下ろした。

